書き込みを行う前に STM32duino の Getting-Started を参考に今一度IDE周りのセットアップを確認したところ、

STM32 CubeProgrammer のインストールが必要なことが判明、

STのサイトからダウンロードしたファイルを展開して

Contents 内のアプリケーションを右クリック open で Terminal から起動した結果、

ようやくインストーラが立ち上がってきた。
CubeProgrammer によるアップロードは、

IDE のセットアップから、DFU を選択する。

DaisySeed は USB 端子に接続しても IDE の Port タブにデバイスが表示されず、ボードに書き込みを行う際には Boot ボタンを押しながら Reset ボタンをクリックする儀式を行うことが必要で、 Arduino や Teensy とは作法が異なっている。
以上のメソッドを解説した映像を見つけた。Daisy を導入する際はこちらを参考にすればよいだろう。
今回はプログラムの書き込みが成功したようで、IDE に Start operation achived successfully と表示されたのを確認できたのだが、、、依然としてオンボードの LED は沈黙したままで、どうやら Teensuduino からデフォルトで出力されるスケッチでは LED が接続された Daisy のポートにアクセスが出来ないことが判った。
回路図でボード上の LED に接続された端子の詳細を調べてみたが、、、

端子の番号は G15 ということで、チップの pin 番号の対応表から端子の名称を逆引きしてみたものの、

PC7 = TRGIO と記述されているだけで、設定の方法が解らない。

仕方なく他のサンプルコードを調べた結果、LED ポートの指定項目に "LED_BUILTIN" との記述を発見、これを試してみたところ、正常な動作を確認することが出来た。

ちなみに、前回プログラムを書き込んだ後にシステムが起動不能に陥ったトラブルは、今回上書きしたプログラマーによって解消された可能性が高い。
ボードの動作を確認できたことに気を良くして他のスケッチを試してみたが、端子の指定が外れていてエラーが帰ってきたりするために、いまひとつ達成感が沸いてこない。 これはTeensyduino特有の現象かもしれないので、Arduino 2.0 でも動作確認を行った方がよさそうだ。
なにはともあれ、これでやっとシステム開発の入り口に立つことが出来たので、今後は暇を見つけて学習を行っていくことにしたい。