


あと、Sequencer Mode の先頭に配置した Sequencial Arpeggiator の駆動時に、Sequence のループポイントに差し掛かるタイミングで、システムクラッシュが発生することが判明している。
ただし、クラッシュが発生する頻度はまちまちで、トラブルを予測することは難しいが、何れも破綻が発生するポイントは共通している。 試行錯誤の結果、クラッシュを回避する手段として AutoFade Mode に逃げる方法を探り出したがこれは根本的な解決には繋がらず、引き続き原因を探っていくほかはない。
クラッシュの原因を調査していく過程で「データ型の統一」を対症療法として思い付き、関連する変数を int 型に書き換えているが、結果は芳しくない。



クラッシュが発生するケースで明らかになっているのは、SequencerMode に於いて特定のアドレスを指定した場合で、クラッシュを引き起こす直接の原因は「負の数値」をデータアレイに入力した場合が考えられる。 つまり、可能性として間接的な原因を「メモリ管理の破綻」と考えているのだが、これはあくまでも想像であり、原因の特定は未了である。
追記:
SequencerMode の 2nd Address 選択後に AutoFadeMode で固定して数時間あまり通電を継続した結果、クラッシュは発生しなかった。 やはり、特定の機能を割振ったアドレスを選択した場合に不具合が発生するようだ。
クラッシュの発生に Sequencer を駆動するクロックが関与している可能性を確かめるために、トラブルが頻発しているアドレスでシーケンスを停止した状態で監視を行っている。

シーケンスを停止する前に10分間の動的運用を行ってみたが、問題は生じなかった。 ただし、安定した状態からいきなりシステムが落ちて再起動が行われるパターンを何回か経験しているので、この結果に安心することは出来ない。