2020年01月03日

FrequencyDetectorの再構成を行う

今日は半日周波数ディテクタの調整を行っていたのだが、最終的には以下に示す構成に落ち着いている。

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LEDによる有効領域の表示は大凡ではあるが設定したダイナミックレンジに準じるものとなった。

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分周率は 1/8 に設定した。 これ以下の分周率ではディテクターの挙動が不安定になることが実験で判明している。

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オフセット値は試行錯誤の結果、8191 とした。 12bitのデータ幅を底上げして、見掛け上13bitのデータを扱うことで、アンテナの有感域(物理)を調整している。 

高い方のリミット値は現行 "15" に設定しているが、これは暫定値で再考の余地がある。 

試行錯誤の過程では、より高精度なコントロールを行うことを目指し、FTMの分周率を操作してディテクタのダイナミックレンジを広げる事に腐心していたのだが、、、

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ディテクタのスイートスポットがピーキーになり過ぎて、調整が酷く難しい代物となってしまった。

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可動域を調整するために対症療法でビットシフトを行って、帯域を制限したものの、、、

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1) 速いパッセージに左手の動きが追い付けない 
2) Transitionの感覚が不自然になり乗換えのスムーズさが失われた 
3) スイートスポット化した稼動域の影響で、調整の難易度が上がる 
4) LFOの効きが極端に悪くなった

と結果は散々だった。

諸々の不具合が確認される一方で「グリッチが軽減する」という大きなメリットが存在したのものの、如何せん左手の動きに対するレスポンスが悪過ぎたうえ、Transitionのスムーズな運用が出来ない設定の採用は最終的に論外と判断することとなった。

そういえば、EtherwaveのVolume側の回路構成はBPFによってオシレータからの出力値を積分する設計だったが、左右のディテクタの構成がかなり違ったものになるのは当然の帰結なのだろう。
posted by Yasuski at 23:09| LaVoixski