2022年08月31日
LaVoixski@放置していた試作機の手入れを行う
posted by Yasuski at 19:48| LaVoixski
2022年08月30日
2022年08月29日
2022年08月28日
2022年08月27日
LaVoixski@ID-292版の組み立てを始める
正面図。 放熱のために、アクリル板の窓を装着しない選択もある。

パスコン、グランド周りの抵抗、バイアスの分割抵抗、電源周りのコイル等、判り易い値の部品から実装を行っていく。

指定したランドの1サイズ下の部品(1206→0805)を使うと実装が楽なことが判っている。 DACを変更してADAT系の部品を排除した結果、少しだけスペースに余裕が出来た。 空白のランドにはこのあとコンデンサーとコイルを実装する。 左上側のエリアは電源系の回路で、保護用のツェナーダイオードを追加する。

電源ICに、電源切断時に出力を入力にフィードバックする保護ダイオードを取り付ける。 ダイオードはとりあえず試験で2重に設置していて、裏面にはSMDタイプのダイオードが配置されている。

VCOセクションに端子を浮かせた謎の200kΩを確認したが、確かこれはマルチターンVRが入手困難な場合に使う微調整用の拡張端子だった筈だ。 発振器のバッファーのフィードバック/グランド接続抵抗は、設計時の4Mから100kに抵抗値を落している。

LEDの輝度調整を考慮した抵抗値は、暫定で R:1k / G:330 / B:47 としている。 Bに関しては、”0Ω” でも問題ない感触ではある。 目玉LEDはD22/D23/D28がRGB接続で抵抗値は同様に設定するが、ブルーは0Ωでもよい。

側面図。 液晶のクリアランスがギリなことが判る。

ロータリーエンコーダにワッシャを噛ませることで、あと数ミリはスペースを稼げそうだ。 スペーサーを液晶画面とツライチに調整する方法もあるが、失敗すると液晶が割れる。 クリアランスを考慮した結果、テフロンワッシャーとナットの組み合わせで決着した。

MCUは裏面に取り付けるが、ボディー側とのクリアランスを十分に確保しなければならない。

安全のために基板とLCDの間に絶縁処理を行う必要があるが、ギリでOKっぽい感触ではある。 問題は、LCDから発せられるノイズの影響だが、オシレータの周波数次第といったところか。

諸々の配線は裏面で行うが、LCD関連の接続は表側から廻した方がよいかもしれない。
パスコン、グランド周りの抵抗、バイアスの分割抵抗、電源周りのコイル等、判り易い値の部品から実装を行っていく。
指定したランドの1サイズ下の部品(1206→0805)を使うと実装が楽なことが判っている。 DACを変更してADAT系の部品を排除した結果、少しだけスペースに余裕が出来た。 空白のランドにはこのあとコンデンサーとコイルを実装する。 左上側のエリアは電源系の回路で、保護用のツェナーダイオードを追加する。
電源ICに、電源切断時に出力を入力にフィードバックする保護ダイオードを取り付ける。 ダイオードはとりあえず試験で2重に設置していて、裏面にはSMDタイプのダイオードが配置されている。
VCOセクションに端子を浮かせた謎の200kΩを確認したが、確かこれはマルチターンVRが入手困難な場合に使う微調整用の拡張端子だった筈だ。 発振器のバッファーのフィードバック/グランド接続抵抗は、設計時の4Mから100kに抵抗値を落している。
LEDの輝度調整を考慮した抵抗値は、暫定で R:1k / G:330 / B:47 としている。 Bに関しては、”0Ω” でも問題ない感触ではある。 目玉LEDはD22/D23/D28がRGB接続で抵抗値は同様に設定するが、ブルーは0Ωでもよい。
側面図。 液晶のクリアランスがギリなことが判る。
ロータリーエンコーダにワッシャを噛ませることで、あと数ミリはスペースを稼げそうだ。 スペーサーを液晶画面とツライチに調整する方法もあるが、失敗すると液晶が割れる。 クリアランスを考慮した結果、テフロンワッシャーとナットの組み合わせで決着した。
MCUは裏面に取り付けるが、ボディー側とのクリアランスを十分に確保しなければならない。
安全のために基板とLCDの間に絶縁処理を行う必要があるが、ギリでOKっぽい感触ではある。 問題は、LCDから発せられるノイズの影響だが、オシレータの周波数次第といったところか。
諸々の配線は裏面で行うが、LCD関連の接続は表側から廻した方がよいかもしれない。
posted by Yasuski at 04:28| LaVoixski
2022年08月25日
LaVoixski@電源ICの配線を間違えていたことが発覚する
ID-292に実装したテルミンが、電源投入後に一定時間を経過すると電源ICが焼損する事故の原因と疑われる設計上のミスが判明した。
発覚したミスは、回路設計時にデバイスの選択を間違っていたことで、

このチップを選択した場合、4番pinが強制的にGNDに接続されることになる。
正解はこちらのデバイスで、

4番pinはBYP端子として独立している。
ミスが発覚する前は、本来「フローティング」もしくはコンデンサによって出力に接続を行うべきBYP端子(4pin)がグランドに落とされていた。

この件が電源のクラッシュに直接影響するものなのかは微妙なところだが、何れの場合も電源を投入した後の通算時間がある程度積算された後に事故が発生している。
少々勿体ないが、デバイス単独でトラブルが発生する過程を実証するテストを行うべきだろう。 通電していない基板のジャンク扱いのパーツを引っ剥がして実験すれば損害が少ないので、これで実験用の試料を製作してもよい。
何れにしても今の状態は拙いので、4番pinを「物理的に浮かす」方法を採ることにした。

以後は部品を実装する前にランドの接続を切り離す処置を行っていくが、最終的にはオプションのCが装着できるように基板の配線パターンを改変する予定。
発覚したミスは、回路設計時にデバイスの選択を間違っていたことで、

このチップを選択した場合、4番pinが強制的にGNDに接続されることになる。
正解はこちらのデバイスで、

4番pinはBYP端子として独立している。
ミスが発覚する前は、本来「フローティング」もしくはコンデンサによって出力に接続を行うべきBYP端子(4pin)がグランドに落とされていた。

この件が電源のクラッシュに直接影響するものなのかは微妙なところだが、何れの場合も電源を投入した後の通算時間がある程度積算された後に事故が発生している。
少々勿体ないが、デバイス単独でトラブルが発生する過程を実証するテストを行うべきだろう。 通電していない基板のジャンク扱いのパーツを引っ剥がして実験すれば損害が少ないので、これで実験用の試料を製作してもよい。
何れにしても今の状態は拙いので、4番pinを「物理的に浮かす」方法を採ることにした。
以後は部品を実装する前にランドの接続を切り離す処置を行っていくが、最終的にはオプションのCが装着できるように基板の配線パターンを改変する予定。

posted by Yasuski at 16:28| LaVoixski
2022年08月24日
2022年08月20日
LaVoixski@スタートアップ時に表示されるチェック項目
まず、microSDのマウントを確認する。 正常な場合は 全ての LED が GRN に、マウントに失敗した場合は、RED が表示される。

目玉スイッチの点灯を確認後、データを読み込むステップを LowerKnob の LED で表示する。

LCDの初期化を行った後、ぢょばロゴをLCDの描画領域と共に表示する。

ぢょばロゴ(黒)を表示した後、mode2/mode4 の初期化を行う。 以降、mode4 を順送りしていく。

mode4の頁を進める過程で、musteSwitchB の状態を順送りで確認する。

引き続き、mode4 の頁を最後まで進めた後、mode2 の順送りを開始する。

mode2 を最終頁まで進めた後、ぢょばロゴ(黒)を表示する。

mode2 / mode4 の頁を先頭番地に指定した後、mode2 を 2VoiceMode まで進め、各ステイタスの初期化を行う。

posted by Yasuski at 11:02| LaVoixski
2022年08月19日
2022年08月18日
LaVoixski@フロントパネルをボディーに固定する
ジャンクラジオの端材を使った固定用のスタッド受けを、フロントパネルの両端に配置した。

精度の悪いシャーリングの誤差の所為で、固定具を追加しなければならなくなった。 日本でも「月曜と金曜の発注は避けろ」といった法則が成り立つ時代になったのかもしれない。
フロントパネルも配置した四隅のスタッドで、ジャンクラジオのトップパネルから切り出したL型のアングルを固定する。

右側に設置したL型アングル。 ボディーのサイドからの貫通穴でネジ止め(一点)する。

目玉LEDは6mm径のものを採用している。 アクセス窓の径は8mm。

VCO基板の水平を出すために、ロータリーエンコーダにワッシャーを噛ませた場合、フロントパネル表面の化粧ワッシャーが装着不能になることが解った。 この問題を解決するには、VCOに使用しているTRアレイのソケットをロープロファイル化する必要がある。

この機体をプログラムのテストベッドとして活用しようとすると、USB端子の設置が必須になるのだが、理想はNeutrik製のパネルマウントUSB中継端子で、その場合はアングルの付いたUSBケーブルが必要になる。
が、ボディー側とのクリアランスを実測したところ、USB-Aタイプの嵩高いNeutrikをフロントパネルにマウントすることは難しい。 よりコンパクトなUSB−Micro規格の中継端子を取り付ける場合、ボディー底面にホールソウで10φの穴を開けてアクセスする方法が考えられるが、何れにしても基板とのクリアランスが微妙なスペースに部品を配置することになる。
精度の悪いシャーリングの誤差の所為で、固定具を追加しなければならなくなった。 日本でも「月曜と金曜の発注は避けろ」といった法則が成り立つ時代になったのかもしれない。
フロントパネルも配置した四隅のスタッドで、ジャンクラジオのトップパネルから切り出したL型のアングルを固定する。
右側に設置したL型アングル。 ボディーのサイドからの貫通穴でネジ止め(一点)する。
目玉LEDは6mm径のものを採用している。 アクセス窓の径は8mm。
VCO基板の水平を出すために、ロータリーエンコーダにワッシャーを噛ませた場合、フロントパネル表面の化粧ワッシャーが装着不能になることが解った。 この問題を解決するには、VCOに使用しているTRアレイのソケットをロープロファイル化する必要がある。
この機体をプログラムのテストベッドとして活用しようとすると、USB端子の設置が必須になるのだが、理想はNeutrik製のパネルマウントUSB中継端子で、その場合はアングルの付いたUSBケーブルが必要になる。
が、ボディー側とのクリアランスを実測したところ、USB-Aタイプの嵩高いNeutrikをフロントパネルにマウントすることは難しい。 よりコンパクトなUSB−Micro規格の中継端子を取り付ける場合、ボディー底面にホールソウで10φの穴を開けてアクセスする方法が考えられるが、何れにしても基板とのクリアランスが微妙なスペースに部品を配置することになる。
posted by Yasuski at 10:00| LaVoixski
2022年08月16日
廃棄基板の再利用について。
posted by Yasuski at 23:21| LaVoixski
筐体の組み立てを始める
テルミンのボディーに転用するAN/PRC-6のバックパネルの塗装を剥離した。 予想通りとはいえ鋳物の出来としては相当に荒っぽい代物で、そこそこ見栄えがするように仕上げるには相当手間が掛かりそうなことが判った。

アルミ色の塗料、もしくはアルミ粉を溶いたエポキシ樹脂で隙間を埋める方法もあるが、研磨するだけでも大変な作業になりそうだ
ボディーの加工と同時にアンテナ中継器の製作を開始している。 まずは孔を開けた基台にネジを切ってTNCコネクタを固定する作業を行った。

夏場ゆえの問題かもしれないが、予想していたよりもパイプと基台(円盤)の公差が大きく、コネクタに綺麗な水平が出ていない。

基台をパイプに接着する際に、接着剤が半固化するタイミングで調整を行うことになるが、強度の低下が心配だ。 接着が完了した後は、パイプの側面から1mm径のドリルを貫通させて導通を確保する。
パンチングメタルを使ったフロントパネルの試作機3種。

手前が一番新しいデザインで、試作2機目からはファスナーを取り付けるためフラットな形状にデザインされた位置にチューニングを行うVR群を配置している。 最新型のフロントパネルは加工を行うポイントが少ない一番シンプルなデザインに落ち着いた。
試作1/2号機のパネルに無駄な加工が多いのは、搭載する部品の選定を試行錯誤していた過程を表している。
フロントパネルに配置されたロータリーエンコーダに噛ませているカラーワッシャーは、加工精度のマズさを誤魔化すために追加した廃品利用の暫定案だが、これをガラスエポキシ基板から切り出したものに転換することを考えている。
最新の試作3号機は、パネルの加工精度が上がった結果、ワッシャーを噛ませる必要がなくなった。

使用している目玉は直径6mmで、操作時に発生する軸のブレが少ない。 これを視認性が良い8mm径のものに転換する場合は、パネルの穴を9mmに拡大する必要がある。
最初期型はファスナーの取り付け位置から外した場所にVRを設置しているが、2機目からデザインを優先してファスナーのポイントに設置場所を変更することになった。

ただし、このデザインを選択した場合には、テーパー加工されたボディー内部を削るか、VRの筐体に下駄を履かせる形でVRの軸に水平を出さなければならない。
必要とされる加工の手間を考えた場合、最初期型のデザインが正解かもしれない。 なお、6mm径シャフトのVRにノブを使用しない場合は、ノブに掛かるコストを圧縮出来るうえに操作性が向上する。問題は10TurnVRそのものの価格で、これは調達の方法次第で数倍に変動してしまう。
試作モデル1機目と2機目は、3mm間隔でパンチングされたパネルの加工に相当手間取ったのとOLEDの角穴加工に拘ったため、クセが強い素材を相手に複雑な工程をこなさなければならなかった。 後に丸形LCDを導入した際には、角穴を塞ぐために目隠し用のパネルを追加している。
3機目は、パンチングメタルの特性をつかめたお陰で、シンプルに部品を配置する加工を行うことが出来た。

10回転VRはサイズが大きく価格が3Kとそれなりにしてしまうのが欠点だが、微細な調整が可能な点に長所が認められる。

アルミ色の塗料、もしくはアルミ粉を溶いたエポキシ樹脂で隙間を埋める方法もあるが、研磨するだけでも大変な作業になりそうだ
ボディーの加工と同時にアンテナ中継器の製作を開始している。 まずは孔を開けた基台にネジを切ってTNCコネクタを固定する作業を行った。

夏場ゆえの問題かもしれないが、予想していたよりもパイプと基台(円盤)の公差が大きく、コネクタに綺麗な水平が出ていない。

基台をパイプに接着する際に、接着剤が半固化するタイミングで調整を行うことになるが、強度の低下が心配だ。 接着が完了した後は、パイプの側面から1mm径のドリルを貫通させて導通を確保する。
パンチングメタルを使ったフロントパネルの試作機3種。

手前が一番新しいデザインで、試作2機目からはファスナーを取り付けるためフラットな形状にデザインされた位置にチューニングを行うVR群を配置している。 最新型のフロントパネルは加工を行うポイントが少ない一番シンプルなデザインに落ち着いた。
試作1/2号機のパネルに無駄な加工が多いのは、搭載する部品の選定を試行錯誤していた過程を表している。
フロントパネルに配置されたロータリーエンコーダに噛ませているカラーワッシャーは、加工精度のマズさを誤魔化すために追加した廃品利用の暫定案だが、これをガラスエポキシ基板から切り出したものに転換することを考えている。
最新の試作3号機は、パネルの加工精度が上がった結果、ワッシャーを噛ませる必要がなくなった。

使用している目玉は直径6mmで、操作時に発生する軸のブレが少ない。 これを視認性が良い8mm径のものに転換する場合は、パネルの穴を9mmに拡大する必要がある。
最初期型はファスナーの取り付け位置から外した場所にVRを設置しているが、2機目からデザインを優先してファスナーのポイントに設置場所を変更することになった。

ただし、このデザインを選択した場合には、テーパー加工されたボディー内部を削るか、VRの筐体に下駄を履かせる形でVRの軸に水平を出さなければならない。
必要とされる加工の手間を考えた場合、最初期型のデザインが正解かもしれない。 なお、6mm径シャフトのVRにノブを使用しない場合は、ノブに掛かるコストを圧縮出来るうえに操作性が向上する。問題は10TurnVRそのものの価格で、これは調達の方法次第で数倍に変動してしまう。
試作モデル1機目と2機目は、3mm間隔でパンチングされたパネルの加工に相当手間取ったのとOLEDの角穴加工に拘ったため、クセが強い素材を相手に複雑な工程をこなさなければならなかった。 後に丸形LCDを導入した際には、角穴を塞ぐために目隠し用のパネルを追加している。
3機目は、パンチングメタルの特性をつかめたお陰で、シンプルに部品を配置する加工を行うことが出来た。

10回転VRはサイズが大きく価格が3Kとそれなりにしてしまうのが欠点だが、微細な調整が可能な点に長所が認められる。
posted by Yasuski at 01:27| LaVoixski
2022年08月05日
LaVoixski@基板の発注について
Mac版Eagle7.1はドリルファイルの出力に問題があり、回避法を試したのだがそれは無効で、先方からダメ出しを喰らってしまった。
ファイルの出稿前に GerberViewer を使って事前にチェック入れていたのだが、このファイル形式には対応していないらしい。

Windows版の7.5を起動して、そちらから吐いたファイルはこうなった。

要は、Excellon方式でドリルファイルを出力する必要があるということで、暫定的に審査が通っていたファイル群の方も、結局は再提出を余儀なくされた。
以降、MacからのGerber出力は禁止とするが、いちいちWindowsに乗り換えるのは面倒なので、何処かにVer.7.5が転がっていないか探索を行ってみよう。
追記:
VM上にWindows版Eagle7.5を展開して、

ファイルの生成を行った。


指定されたフォーマットでファイルを吐けているようなので、今後 Gerber File は VM から出力することになる。
ファイルの出稿前に GerberViewer を使って事前にチェック入れていたのだが、このファイル形式には対応していないらしい。

Windows版の7.5を起動して、そちらから吐いたファイルはこうなった。

要は、Excellon方式でドリルファイルを出力する必要があるということで、暫定的に審査が通っていたファイル群の方も、結局は再提出を余儀なくされた。
以降、MacからのGerber出力は禁止とするが、いちいちWindowsに乗り換えるのは面倒なので、何処かにVer.7.5が転がっていないか探索を行ってみよう。
追記:
VM上にWindows版Eagle7.5を展開して、

ファイルの生成を行った。


指定されたフォーマットでファイルを吐けているようなので、今後 Gerber File は VM から出力することになる。
posted by Yasuski at 16:22| LaVoixski
2022年08月04日
LaVoixski@LFO/PitchBend/ChromaticMode選択時のUpperKnobの扱いについて
SequencerMode では、制御項目 SeqSpd を選択した時に各 Sequence のディテイルを表示することが出来るが、

この時の UpperKnob が選択された OutputMode の状態を問わず、Sequence の選択を行えるようにコードを改変した。

通常、LFO/PitchBend/Chromatic モード選択時の UpperKnob には各モードのパラメータを設定する機能を割り振っているが、LowerKnob に展開された各制御パラメータのうち SeqSpd は OutputMode の裏面になるために、モードの再選択を行うには5クリックを行う必要がある。
Sequence の状態を確認する機能が実装された頁にも関わらず、選択を行うための手順が非常に煩雑になってしまうのは本末転倒な気があり、実際に Sequencer を運用しながら UpperKnob に期待される機能を考えた結果、Sequence を選択する機能を優先させることに意義があると判断した。

この時の UpperKnob が選択された OutputMode の状態を問わず、Sequence の選択を行えるようにコードを改変した。

通常、LFO/PitchBend/Chromatic モード選択時の UpperKnob には各モードのパラメータを設定する機能を割り振っているが、LowerKnob に展開された各制御パラメータのうち SeqSpd は OutputMode の裏面になるために、モードの再選択を行うには5クリックを行う必要がある。
Sequence の状態を確認する機能が実装された頁にも関わらず、選択を行うための手順が非常に煩雑になってしまうのは本末転倒な気があり、実際に Sequencer を運用しながら UpperKnob に期待される機能を考えた結果、Sequence を選択する機能を優先させることに意義があると判断した。
posted by Yasuski at 03:40| LaVoixski
2022年08月02日
LaVoixski@ChordSequencerにLFOのRATE設定項目を追加する
ChordSequencer に未登録だった Arpeggiator のスピードを設定するパラメータ、ArpSpdBi を追加した。

ArpSpdBi は は ChordSequencer を選択した時に LFO1 の RATE を直接制御するパラメータを兼ねていて、

直近に採用された他のアドレスのパラメータが反映されてしまう弊害を解消するための対応策である。
今回行った LFO1 の導入により、Transition 系の音源をスムーズに使用することが出来るようになった。

既にパラメータが設定されていた ArpSequencer に加えて制御系を追加する形になったが、

幸いなことに、懸念されたメモリー管理の問題が発生する兆しは無さそうだ。
追記:
microSD にファイルが未登録な状態でシーンメモリーを起動するとシステムがクラッシュするのだが、これを回避する方法はないものだろうか。 ファイルの不在を確認後、初期値”0”が登録されたファイルを生成する方法が考えられるものの、その実効性は疑わしい。
その後、シーンメモリの登録時にまたもやクラッシュが発生した。 原因を推定しながら関連するサブルーチンを精査したところ、 readBuffer にレジスタの指定を間違えているバグを発見、これを修正した。

クラッシュが誘発されるケースは判別しているだけで幾通りかの理由があるのだが、参照先の記述を間違えたことによって生じるデータ型の不一致や、参照先に指定したファイルの不在、といったmicroSD絡みの案件が殊の外多いように感じる。
バグ潰しの過程で、「解釈のゆらぎ」によって生じていたレジスタの現状を反映しない目玉LEDの初期状態を正常化した。


ArpSpdBi は は ChordSequencer を選択した時に LFO1 の RATE を直接制御するパラメータを兼ねていて、

直近に採用された他のアドレスのパラメータが反映されてしまう弊害を解消するための対応策である。
今回行った LFO1 の導入により、Transition 系の音源をスムーズに使用することが出来るようになった。

既にパラメータが設定されていた ArpSequencer に加えて制御系を追加する形になったが、

幸いなことに、懸念されたメモリー管理の問題が発生する兆しは無さそうだ。
追記:
microSD にファイルが未登録な状態でシーンメモリーを起動するとシステムがクラッシュするのだが、これを回避する方法はないものだろうか。 ファイルの不在を確認後、初期値”0”が登録されたファイルを生成する方法が考えられるものの、その実効性は疑わしい。
その後、シーンメモリの登録時にまたもやクラッシュが発生した。 原因を推定しながら関連するサブルーチンを精査したところ、 readBuffer にレジスタの指定を間違えているバグを発見、これを修正した。

クラッシュが誘発されるケースは判別しているだけで幾通りかの理由があるのだが、参照先の記述を間違えたことによって生じるデータ型の不一致や、参照先に指定したファイルの不在、といったmicroSD絡みの案件が殊の外多いように感じる。
バグ潰しの過程で、「解釈のゆらぎ」によって生じていたレジスタの現状を反映しない目玉LEDの初期状態を正常化した。

posted by Yasuski at 19:04| LaVoixski
LaVoixski@長周期シーケンス・ループの実験
長周期シーケンスと、短周期コードブックを組み合わせる実験を行っている。

今回行っている実験では、本来120×5=600 ステップで繰返される長周期なシーケンスの最後の1フレーズを飛ばすことで、120ステップで構成されているコード・ブックとの連携を崩す狙いがある。

同時に、和音モノラル出力のサイン波に変化をつけるための有効そうな手段として、逆相出力を試している。

映像では、シーケンスとコードブックの周期を不一致に設定した場合に発生するであろう「疑似ランダムなフレーズ」を確認できる。
長周期で繰り返されるパターンは認知が難しく、実質的にはランダムとほぼ変わらないものと言えるだろう。
また、シーケンスとコードワークを構成するステップを倍数の関係に維持しつつ、シーケンスの(疑似)ループの中でフレーズを少しずつ変えながら、コードワークは一定のままで推移するといった演出も可能だ。

今回行っている実験では、本来120×5=600 ステップで繰返される長周期なシーケンスの最後の1フレーズを飛ばすことで、120ステップで構成されているコード・ブックとの連携を崩す狙いがある。

同時に、和音モノラル出力のサイン波に変化をつけるための有効そうな手段として、逆相出力を試している。

映像では、シーケンスとコードブックの周期を不一致に設定した場合に発生するであろう「疑似ランダムなフレーズ」を確認できる。
長周期で繰り返されるパターンは認知が難しく、実質的にはランダムとほぼ変わらないものと言えるだろう。
また、シーケンスとコードワークを構成するステップを倍数の関係に維持しつつ、シーケンスの(疑似)ループの中でフレーズを少しずつ変えながら、コードワークは一定のままで推移するといった演出も可能だ。
posted by Yasuski at 08:42| LaVoixski