今回、MixPreset14番に関して行った改変では、サブチャンネルの位相反転を行わない場合はモノラル出力に、反転を選択した時にはオシレータB/Eの位相関係を操作する仕様とした。

なお、各オシレータ・レベルの基礎配分はこのようになっていて、、、

信号の逆相化によって発生するレベル変動が有効と思われるのは、MIXレベルの高いOSCA/OSCB/OSCDなので、現在プログラム上で信号を反転させている"OSCB & OSCE"を"OSCB & OSCD"に変更した方が良いかもしれない。
また、ファームを書き換えた後にシステム立ち上げる過程で、LCDのデータ回帰線が接触不良を起こすと、そのままクラッシュ→再起動のループが発生する現象を観測している。
原因として、LCD周辺のバラック配線の接続が甘くなっている可能性が考えられるが、配線が基板化された際に状況が改善されるかもしれない。
0531追記:
前述したように、MixOut/No_14のデフォルト状態のレベル設定値を精査した結果、より効率的な変化が得られるオシレータの配分が判明したので、これに合わせて反転出力の選択を修正した。

最終的に、反転を選択した時にはオシレータB/Dの位相関係を操作する仕様となった。結果、サブチャンネルの位相反転時には、OSCA/C/E が反転することになる。
画像は、モノラル出力を選択したときの波形。

実験の結果、レベルシフトの設定をより単純な形にすることが出来たので、No_14に関する調整はこれでFixとする。