2020年03月08日

出力波形の確認を行う過程でAudioExciter機能関連のBugを発見する

BIAS切り替え回路の接続を変更した最新回路による出力波形の記録。



スレッショルドポイントの設定を失敗していたので、もう一本撮り直し。



オシロスコープのトリガースレッショルドを最適化した修正版の映像。 今回は、Distortion と Transition のオン/オフによる波形の変化を記録している。

ディストーションをオンにした状態のフルゲイン出力の波形がトーンホイール状なのが興味深い。音もそんな雰囲気がする。

スピーカーからの音をマイクで拾って居るために録音のクオリティーはイマイチだが、実際の出音のイメージはこちらの方が近いかもしれない。



LFO使用時に発生するGitterの記録を同時に行っている。 LFOの動作に出力の制御系が追いつかず、鋸刃状のノイズが発生している。



Mサイズ筐体のAudioBoardは別設計なので若干音のニュアンスが異なる。 これはTransitionによる波形の推移。 今回の音源ソースは、マイクではなくライン録音。



個別の波形出力はこんな感じ。 波形の歪が大きいが、聴感上は然程問題を感じない。

テルミンの単独出力波形の確認を行う過程で、Exciter(波形変換モード)の動作不良を発見し、コードの修正を行った。



バグは書き込み時のスイッチ長押しのルーティンに潜んでいて、複数設定していたmode判定のプライオリティの設定ミスが原因だった。

具体的にはmode7とmode2のうち、後者の条件分岐判定が優先される状態でbreakが発動して、データの書き込み&波形の再構成がスキップされていた。

修正後に動作を確認しているが、フィジカルコントローラーの多機能化に伴うコンフリクトがまだまだ潜んでいる可能性がある。

追記:

案の定、TransitionWaveformとDistortionSWの記録が行えないバグが見つかったので、原因となっていた箇所を修正した。

WS002080.JPG

WS002081.JPG

WS002082.JPG

WS002083.JPG

これらのバグは、整備中の試作モデルの波形観測を行っている過程で発見することが出来た。 

波形観測の後半は、adat系の信号を取り回すオーディオシステムの確認のため実験だったのだが、副産物として、AudioBoardのレベル設定等、整備のメソッドを確立しつつある。

こちらは、調整後のLサイズ筐体(一番旧い160mm幅のモデル)の挙動を記録したもの。



非直線回路の過渡的特性が、破綻なく綺麗に移行しているのが判る。

posted by Yasuski at 07:18| LaVoixski