2019年06月06日

1455K120ヴァージョンの製作

ファームを書き換えて通電したシングルボード版のLEDの発色が真っ白になった。 LED真っ白はMCU死亡の象徴なので、心臓に悪い。 

この症状は明らかにポート・アサインを間違えているので、やり直し。 一応パターンの循環を確認できているので、MCUは死亡していないものと思われる。 アップロードしたコードを調べると、ONとOFFが逆転していた。 これは、MCUにLEDを直結していた試作ゼロ号機の名残なので、コードを修正した後、早々にファームを書き換えた。 

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その後も1455K120版の調整を継続しているが、次々に発生する問題に困惑している。

まずLEDの輝度設定が難しい。 Lavenderの赤味が強いので、抵抗値を修正する必要があるのだが、どうやっても赤味が勝ってしまう。 これは、電流の逆流防止&電圧降下用にシリーズ接続しているダイオードの順方向電圧のバラつきとの兼ね合いもあり、抵抗値の調整では対応しきれない。 また、抵抗値を探っている間に上側ノブの「オレンジ」が常時点灯状態になってしまった。 いきなり、ラッチアップが発生した理由がわからない。

次に、リファレンス側オシレーターの周波数が調整できない。これも原因は不明だが、VRTが死んだか、その周辺回路に短絡が発生している可能性がある。

筐体の違いで発生する発振周波数の変動値は結構大きいが、今回の大きなズレは取付方法が倒立してしまった(ID-292はフロントパネルが取り外し式)ことが最大の原因だろう。

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調整後には、また例のオシレーターのシャックリ現象が発生しているが、試運転キット3号機の経験でボディーアースを採ることで回避できたことから、アンテナ周りのグランド電位が不安定なことが原因と推測していたが、

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これがどうも完全な正解とはいえず、キャリブレーションによってオフセットを設定した後にようやくシャックリの発生を完全に抑えこむことが出来た。

オフセット値のミスマッチが原因でノイズが発生するので大凡の中心値を探る必要があるが、今まで行ったキャリブレーションの実績から20000+程度が最適値と思われる。

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結局、シャックリの原因はカウンタのオーヴァーレンジによって発生する不連続なデータによるものと結論しているが、オシレーターの動作を安定させるためにグランド周りの手当を徹底しておく。

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オレンジが常時点灯してしまうトラブルは、ロータリーエンコーダーの台座とLED回路の電流制限&逆流防止用に挿入したダイオードの脚が干渉することが原因だった。

心配していたMCU基板の断線は発生していなかった模様。

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試行錯誤の結果、赤色の抵抗値は1K程度/緑色は560Ω/青色は200Ω辺りが最適値と結論しているが、LEDは個体差が大きく、事前に順方向電圧を測定して値を微調整しなければならない。

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LEDの点滅に伴うピッチのゆらぎは再現しておらず、まずは一安心。



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posted by Yasuski at 13:18| LaVoixski