2017年10月01日

Open.Theremin@3rdDACの追加を行う

Teensy3.5のDAC出力ラインを増設していた白基板が不調になり音声出力の調査を行ったところ、V3基板に載っているMCP系列のDACとの通信が途絶しているようだ。

考えられる原因は直近に配線したDACの信号ラインが怪しいということで図面を見直したところ、DACの端子が1つズレて配線されている失敗を発見、コレを修正して無事MCPとの通信が再開された。

IMG_7582.JPG

そもそも、DACへのラインはコンフリクトを恐れて予めソケットから排除されていたので、白基板上でなにをやっても音が出ないのは当たり前。 改めて直接に配線を行ったものの、今度は参考にした図面でSMDのレイヤーを勘違いした結果、間違った場所のコンデンサーに接続を行うという更なる失敗を連発してしまった。

物理面の不具合をフィックスした結果DACに接続は出来たのだが、予想した通りMCU側の処理能力がカツカツでアンテナのセンシングが不能となった。 TeensyのDAC出力2つを同時に活用するのは無理ということで、やはり本格的に音声をいじりたい場合はTeensy3.6の採用が必須と言える。

以上の実験によって、Teensy3.5の限界が見えてきた感じだが、V3基板を含めた3chの出力を達成することが出来たのは地味に目出度い。



先日アップした「ハードウエア上にポリフォニック音源を実用化した映像」に早速反応があり、「コード見せて欲しい」との要請があったが、ハードの仕様が固まるまではオープンにしない予定だ。

ハードウエア製作の面から見た障壁を考えた場合、異なるアーキテクチャのMCUにコードを移植するのが一番ハードルの高い作業だが、その次に立ち現れて来たのがDACの選定だった。

Teensyにおける音楽用DACとのシリアル通信では、なぜか周波数のセンシングを行うポートが占有されるためにこれを使うことができない。 故に単純な3線通信を行えるDACを選ぶことになるのだが、最近のものはインテリジェント化されたカーステへの採用を意識しているのか、ヘッダーに妙なコードを書き込む必要がある仕様のものが殆どで、シンプルな用法の、特に16bit以上の分解能を持った製品を探すのは大変だ。
posted by Yasuski at 18:46| open.Theremin