2019年05月21日

ID-292の試作機2機を破壊してしまう

在りし日の映像記録。



ID-292の試作機2機をぶっ壊した挙句、MCUを一個昇天させてしまった、、、。

ID-292系の弱点は電源で、何かのキッカケで電源が昇天し、入力と出力が直結した結果、周りのチップに抱きつき心中するという最悪な状況が発生する。 今日はこれを2回もなぞることになった。

原因はアンプから印加される15Vがアウトっぽいのだが、シングル・ボードの場合消費電力に見合った放熱が難しいのかもしれない。

1機は完全にスクラップ、FPGAを引剥して交換した残る1機も何故かアルペジエーターと連携してピッチが揺らぐ案件が再発している。 最初の試作機では全てが上手くコントロールできていたのだが、何故このような症状が発生したのか?原因は謎だが、LEDの消費電流が絡んでいる可能性がある。

例の如く、ジャンクパーツをサルベージして次の試作に備えたいところだが、MCUがぶっ飛んだ場合はリカヴァーのしようがない。 

電圧降下の問題に対処するため、次回製作する基板ではオシレーターとロジック系の電源ラインをレギュレーターICを含めて完全に独立させるべきか。

前述したように、電源が故障する原因は電源投入時に発生するサージ電流と過電圧が原因っぽい。

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通算5回以上もMCUを道連れにシステムを破壊していて、その都度対策を講じていたのだが、どれもが微妙にピントを外していたということになる。

ドロップ電圧の問題は認識していたが、15Vが絶対最大定格なので、コラ用に制作された4chアンプへの直結には少々無理があるのは承知していた。 特に放熱が辛いシングルボードには前段に電圧をステップダウンする機能を追加する必要があった。

マニュアルによると、出力に大きなCを配置した状態のレギュレーター回路には保護ダイオードを挿入したほうが良いとのことだが、これはジャンパー配線ですぐに実践できる。

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実のところ、製品版で回路を別基盤に分けた理由は、シングルボードで集中していた電源のレギュレーションを分散したいという思惑があった。

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華奢なシングルボード系はやはり限定生産になるが、ペアで販売する電源に工夫をすれば無用な過電圧を印加する危険性はなくなり、問題は押さえ込めるだろう。

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ちなみに、TNCコネクターの導入は失敗。 どうやってもクリアランスが取れない。 コネクタに加工を施しつつ、多少でも余裕の取れそうな筐体を選び直してトップパネルをフローティングしてやり過ごしているが、これは放熱が楽になるという利点もあるので、今件に関してはなんとも評価が難しい。 VRTのタッパを抑えるとある程度はクリアランスに貢献できることは判った。

ピッチ側には問題が生じていないので、こちらの採用はアリ。問題はVolume側なのだが、MCUに下駄を履かせてオフセットを取る方法は可能。この場合、端子にはラッピングポストを使用することになる。

ADATチップを使用しない場合、レベル変換ICが不要なことに今更ながら気づいた。 導入した元々の理由は、5V仕様のシールドとTeensyの通信が目的だった。 このチップは結構怖い潰れ方をするので、出来れば導入しないのが吉。

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別の失敗基板からサルベージしたFPGAの健在を確認した。

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これから、オーディオクロックユニットの健全性を確認する。

いまのところ、アプリやツールをバラバラに使って動作確認を行っている状態だが、そろそろオシレーター/オーディオ/デジタル信号の測定を統合したプラットフォームを製作すべきだろう。

例えば、オシレーターの調整に必要なツールとして、オシレーター間の差分信号を測定する専用のアンテナクリップを準備する一方で、別端子にはD-FFから生成される差分信号のデューティーサイクルを計測できるように専用の端子を製作する。

現状では測定器として使用しているAnalogDiscovery2は剥き身の状態なので、これを使い易いケースに収納した方が作業効率が上がる筈だ。

オーディオボードの試験には、専用のプログラムを書き込んだTeensy装着のボードを準備する。 これにには単純に基準信号をアウトプットするソフトウエアを4ch用意すれば良い。

あとは、LEDの輝度テストを行う装置が欲しい。LEDは個体差が凄まじく、抵抗値の調整が必要になる。

消費電力を抑えるために、LEDの電流制限抵抗の値を精査すべきだが、これは視認性の問題でもあるので、一度細かな検証を行いたい。

基板を再設計する過程で、放熱の問題に気付いた。 表面実装型レギュレーターの放熱は、部品の実装が過密状態でベタな放熱面を展開しにくい2層基板ではどうしても限界が発生してしまう。 ただし、4層化にはそれなりのコストアップが伴うので、これは微妙なところ。 現実的には電源電圧の設定でなんとか対応するのが筋だろう。

安全対策として、アンプと併用するタイプの試作機には9V程度まで電圧を下げるシリーズレギュレーターを外部に設置することにした。 シングルボードの意味合いが薄れてしまうが、スペース的には可能なので、これが即実行が可能な対策としては正解だろうか。

製品版の場合は専用電源の使用で電圧が管理できるために、過度な保護回路を設置する必要はなくなる。 アンプの電源電圧を統一していない現在の開発環境では、よりトラブルが発生しやすくなる。

ジャンク化したボードから取り外したRGBロータリーエンコーダーのウチ、幾つか赤色LEDが焼損寸前になったケースを確認した。 赤色に390Ωは3.3V環境であっても電流値が過剰なので、電源が破壊された時に印加された7V弱の電圧により引導を渡されたものと推測する。 1k程度の抵抗値を設定すべきところを3倍電流を流しているのだから、赤味が勝つのは当たり前だった。

電源回路の再設計を行う過程で、放熱を強化するために大口径のスルーホールを放熱端子裏に追加した。 

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制約のある環境で、ひたすらに表面積を上げる事に腐心しているが、多少の効果はあるものと思いたい。
posted by Yasuski at 12:54| LaVoixski

2019年05月14日

ID-292にLaVoixskiを内装する

動かなかった小型筐体用基板のパーツを差し替えて試験を行うことにした。

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まずは、1ch分のパーツを交換して様子を見る。 怪しいのはオシレーターの回路上でカップリングを行っていたコンデンサーで、これの値を間違えていた可能性がある。

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実際、不調の原因はコンデンサーの実装ミスで、470pFのところに間違えて47pFの部品を取り付けていた。
部品を交換した後、小型筐体用シングルボード仕様の4オシレーター分の発振と

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D-FFによる復調を確認できた。

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次に、ケースにボードを実装してチューニングを行う。 今回は、ID-292に基板を取り付けて周波数を測定した。

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Pitch側とVolume側でズレの大きさが異なるが、取り敢えずドリフトの大きなVolume側のリファレンス・オシレーターに220pF、ドリフトの小さなPitch側に30pFを追加して様子を見る。 

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最終的にリファレンスオシレーターの修正に追加したCの最適値はPitch側が100pF、Volume側が180pFだった。

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接点の劣化したVolume側のコネクターの調子が悪く、これは交換する必要がある。

ロジック回路は何故か調整できないVolume表示LEDの挙動を除いて概ね良好だったが、特定色の発色がおかしい。 原因は追加したRの実装場所の間違いで、「赤」に電流を流す電流を調整するRを適正な値に差し替えなければならない。 音声のチェックは、6pコネクタへの配線が外れた為に、この時点ではお預けとなった。 

新しいヴァージョンの基板に対応するようにファームを書換えたが、何処かにバグが潜んでいるかもしれない。

LowerLEDの発色問題に関しては、OrangeとLavenderのポートアサイン(物理)の間違いと判明した。 UpperLEDは赤が強すぎるので、抵抗値を多少大きめな値に変更すべきか。 

Volume側の設定がどうやっても上手く行かない問題は、MCUを交換した後も解決せず。 トップのActivationSWのLEDが点灯しないのは、部品側に問題がありそうだ。

その後に行った作業の過程で、2年以上前に組み上げたID-292のガワは度重なる試作の失敗の過程で配線の疲労が酷く、断線が頻発しだした。 

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アンテナの結線が怪しく、部品を交換するかコネクタの接続方法を変更してやり直すことを考える。 コネクターのヤレが酷く試運転どころの話ではなくなってきたので、これを機に補器周りの配線を一新することにした。

LEDの発色問題は完全には解決しておらず、抵抗値の検討という現物合わせをしているが、同様の問題が他の基板でも生じていることから、回路設計に根本的な瑕疵が存在する可能性が高くなってきた。 ケースへの実装例が増えて、合理的に配線を取り回す方法がわかってきたが、それにしてもかなりの高集積が要求されるために実装が難しい。

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LEDの色味は個体差が大きいので、事前に発色をチェックすべきかもしれない。 色味の問題(緑が異様に強い)は、ダイオードの実装ミスが原因と思われる。 ダイオードの順方向電圧を抵抗の代りに使用しているために、選択をミスると輝度が大きく変わってしまう。 基本、値の低いダイオードは青LEDの専用としている。

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hfeのバラ付きが懸念されたチップを新しく購入したものと交換した後に周波数を確認したが、Pitch側のリファレンスの周波数が高いほうにドリフトして調整不能になった。 修正には22pFを追加しなければならなかった。 が、実際はこれでもギリギリで、ベスト値は33pF辺り。

発振器の調整後にとりあえず片チャンネルから音を出せたが、左右ともにセンシングがメタメタなのが謎で、やたらとポルタメントが掛かる調整不能な状態に陥った。

そういえば、新型機の開発当初は同じような状況にハマった覚えがあるが、取り敢えずは最新のファームからFTM関連とEMAの設定値を移植するのが手っ取り早い対策だろう。

残り2つのDACはデータラインのアサインをミスってる公算が高いので、ロジアナで信号を確認する。 

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アナログ・スイッチ/ディストーション系は問題なく動作していた模様。 これが動けば相当インパクトがあるので、なんとかモノにしたい。

出力波形を確認したところ、MAX5717の片方からの信号が途中で消えていることが判明。天麩羅ハンダの可能性を考えて、怪し気な箇所にハンダを盛り直した結果、全チャンネルからの出力波形を視認できた。

が、ディテクターの動作がおかしい。 稼動状態にあったスケッチからの移植もアウトだった。 なにか根本的な原因があるのかもしれないが、とりあえずセンシングの周波数を落とす方向で対応をすすめる。

音源関連のソフトウエアは問題なく動いているので、ディテクターさえちゃんと動けば超小型テルミンが完成する。 実験に使っている電源ユニット(LiFe)からのノイズが問題を起こしている可能性があるので、電源をAC駆動の安定したものに変えて実験を行うべきか。 製作時のハードルはDACからアナログ系にあると思っていたのだが、予想外のポイントでトラブルが現出している。

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なにかポカをやっている可能性があるので、怪しいオーディオクロックを調べたところ、10kHz以下と論外に低い周波数が出力されている。 まずは使い回した部品が怪しいということで、FPGAの焼き直しを行ったが、結果は変わらず。

消去法で可能性を潰した結果、水晶発振子とPLLの辺りが非常に怪しい。 PLL601はよく使い回している石だが、それほどヤワではない。 怪しいのは水晶で、原発信は確認できたものの、PLLの入力レベルが異様に低い。 

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水晶発振子をアクティヴェートするには1番pinに10kを介して電圧を印加しなければならないのだが、どうもこの部分の配線がおかしくなってしまっていたようだ。 SMDの水晶発振子は取り付けが難しいパーツだが、実装時に失敗をやらかしていたということになる。

今更水晶を引っぺがすのも辛いので、ジャンクと化したSMD水晶の上に耐熱両面テープを使って新しい水晶発振子を追加することにした。

マトモなオーディオクロックを供給したところ、今までの苦労がウソのようにディテクターが稼働した。

ということで、最小サイズのテルミンが誕生したが、これは足掛け2年の成果でもある。

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限定10台位の規模で量産してもよいが、ケースとVRの手配で総数が決まる。

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運用上の経験から、VRは右側上下に配置するのが正解。 あと、シャフトには「ノブ」を付けない方が扱い易い。 これは不用意な扱いをした場合に設定が狂い難いのと、制御が楽という二重の体験から得た回答だ。  ただし、Copal系のVRはシャフトが金属なので接触時に受ける影響が問題になってくる。

断線が怖いので、内部のアンテナ線は直付が推奨となるだろう。
posted by Yasuski at 04:25| LaVoixski

2019年04月21日

新型モデルにオシレーター基板を実装する

Hammond製ケースに基板の実装を始めた。

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予想通り、オーディオボードとMCUボードを繋ぐリボンケーブルの取り回しが難しい。

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サンプリングレートを切替えるデジタルスイッチを実装するために筐体側面の内側をザグっているが、手間が掛かり過ぎて量産には向かない方法なので、他のシンプルな実装方法を考えるべきだろう。

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今回は、TNC規格のコネクタを使ったアンテナを新調するが、コネクタの個体差によって固定が上手く行えないことが発覚している。

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対症療法としてコネクタのスリーヴをヤスリで削ってクリアランスを出しているが、また手間の掛かる案件が増えた。

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あと、圧入によりパーツが固定されたアングル中継コネクタの強度には問題があり、ハンダ付けもしくは溶接に拠る補強が必要だが、これも手間の掛かる案件。

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接合部がしっかりとしているので、SMAよりも安心感があるが、エクステンションとの接合が実質SMAなので、この部分に負荷がかかる可能性を忘れないようにしたい。

ピッチ側のアンテナ長は実際の運用を行いつつこれから調整していくことになる。アンテナの太さを変える等の方法を考えているところ。

基台を固定してしまったのは、シールドを展開する可能性を考えると少々早まった感がある。

左側のアンテナは例のごとく無理矢理フリーで手曲げを行っているが、そろそろジグを作って作業の効率化を図った方が良いだろう。

ボディー側の端子は何れもクリアランスを確保するためにスリーヴを削る必要がある。

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アングルの中継端子は、強度を確保するために圧入されているパーツをハンダによって固定しなければならない。

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カーヴは手曲げなので少々歪んでいる。

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半円部の直径はもう少し大きな方が良いかもしれない

オシレーター基板の電源電圧を設定するRの組み合わせがなかなか難しいのだが、1kと3.3k並列の組み合わせが一番近くなる。

アンテナの製作で手間が掛かるのはVolumeアンテナの曲げ加工で、エクステンションの製作は精度が求められる上に工程数が多い。 エクステンションの製作に必要な部材は、アルミ丸棒2個・12φの真鍮パイプ・GFRPの円柱1個とアングルあり・なしのTNC端子で、これらを組み合わせてPitchアンテナ用の基台を構築する。 

製作工程で難易度が高いのは、アルミ棒の扱いで、真鍮パイプに圧入した後、下孔を開けてユニファイねじのタップを切る必要がある。 この下穴の工作精度が出せない問題を解決する方法として、M5の中空スペーサーを流用する案を検討している。 スペーサーの内径5.3φは1/4-36のインチネジの下穴にはギリギリで合格。

SMAは強度が脆弱だが、アンテナ側にはギリギリでセーフかもしれない。

新規に導入したTNC規格のコネクタは、SMA程ではないにしても圧入パーツで構成されるアングル部品の強度は脆弱なので、半田による固定が必須。

ボディー側の取り付けはTNCに統一する。 例外はID-292版で、引き続きSMAを使っていくが、こちらも実験的にTNCを装備したものを試作する予定。

GFRP製のパーツにも同様に中心に穴を開けてタップを切る作業を行う。 現在、手曲げでRを造っているが、真鍮棒は硬すぎて指に負荷がかかってしまうので、専用のジグを製作したほうが良いだろう。

オシレーター基板を実装したところ。

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サンプリングレートを変更するデジタルスイッチの配線は未了だが、発振周波数のテストを行うことが出来る状態となった。

このモデルでは、10TurnのマルチターンVRを使用する。

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ポットの径が大きいので、実装時には基板とのクリアランスチェックを行わなければならない。

こちらは中型筐体版のテストベッド。 この段階では、VRTの配線が未了。

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中型筐体ではスペースを確保するために5TurnのマルチターンVRを使用しているが、価格と性能のバランスを考えた場合、10Turnのモデルを使用したほうが良さそうだ。

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オシレーターのチェックを行っているが、大基板の方に問題が発生。4基のうち、3基が動作せず、発振している1基もレベルが低く、インバータによる波形整形も行われてない。 

回路をチェックしても不審なポイントは見つからず、何をどう間違えたのか原因は不明。 何処かでテンプラハンダをやらかしている?

一方、小基板の方は全てのオシレーターの発振を確認出来ているのが不幸中の幸い。最悪の場合はコレを仮実装することになる。

唯一発振していたオシレーターの出力値が非常に低かったので、Transistorの不具合を疑ってチップを取り替えたところ、全てのオシレーターの発振を確認できた。

教科書に載るような綺麗なシェイプの発振。

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上がVolumeAntで下がPitchAntのオシレーター。

スペアナで波形を観測した。

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目論見通り、大凡370kHz/380kHzで発振している。

VRによって発生させられるドリフト値は8kHz程度。 オシレーター間の差分を調べたところ、低い方が約30kHz、高い方が約20kHz、アンテナ接続によって下方にドリフトしていることが判った。

これからアンテナの接続によって生じるドリフトを相殺するために、追加のCを取り付けていく。

Cの組み合わせは、高い方の周波数に150pF、低い方に220pFを追加することで、周波数のレンジを合わせ込めた。 過去の経験から、アンテナを接続することによって増加する容量は100pF程度と予想していたが、今回はそれよりも大きなドリフトが発生している。

大サイズ基板のチューンを行う。 Volume側はほぼ問題なく組み上がったが、Pitch側オシレーターの回路に重篤な配線間違いを発見、修正を行った。

回路設計時に配線のネーミングが重複してしまったことが原因のようだが、この基板には何かと失敗が多い。

修正後、動作を確認しているが、Demodulate時に変なヒゲが出る現象に悩まされる。 

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付け焼き刃で行った改修が原因かもしれないので、本格的に部品の再配置を行ったほうが良いかもしれない。

オシレーターの配線を引き回さずに部品の配置を直結する形に変更した結果、問題はほぼ解決できた。

中型筐体のオシレーターを調整する前にMCU基板に部品を実装しているが、基盤の仮組みをするとリボンケーブルの装着はちと辛い感触なので、量産機は丸ピンを使ってスペースを稼ぐことにした。

75mm規格の中型筐体用オシレーター基板のチューニングを完了。

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この基板でもPitch側に不具合が発生したが、原因はInverterのハンダブリッジという有りがちなものだった。

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80mm規格のオシレーター基板ではディテクター出力にヒゲが発生していたが、75mmでは安定した動作を確認できた。

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posted by Yasuski at 15:31| LaVoixski

2019年03月25日

LFOの導入とインターフェイスの改良・その他

"Won'tGetFoolAgain"のイントロのような効果が欲しくなったので、音声出力のエンヴェロープにLFOを仕込んでみた。

  

Arpeggiator制御クロックのエッジをEMAでなまらせることで、Envelopeのシェイプを変化させている。

追加した新しい機能・PitchBendとEnvelopeChopperは何れも制御パラメーターへのアクセスがもどかしく、とりあえず機能を発現させるだけでも数ステップの作業が要求される始末で、これを改善する方法はないものかと考えていたのだが、MuteSwitchに元々追加分のアドレスをリザーブしていることを思い出した。 

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現在、暫定でノーマル→ピッチベンド→ミュート→トレモロの演奏モードを円環させているが、おそらくはこの仕様で固定することになるだろう。 利便性を考慮した結果、ノーマルモードの前後にエフェクトを配置して全演奏モード上でベンドが行えるように変数を追加した他、各機能の発現を下段のLEDに表示させて状況の視認性を向上させている。

以上の改良によって、元々は2VoiceModeの#15に限定していたPitchBend機能を全チャンネルに拡大することになったが、この段階で処理機能の破綻は見られていない。

今回増設したPitchBendでは初めて積極的に負の値の設定を扱っているのだが、microSDにスナップショットの記録を試みた結果、単純にdtostrfでキャストを行っても負の値を記憶できないことが判明(世間的には自明なことなのかもしれないが)した。 

解決法をいろいろと思い悩んだが、フラグ代わりにMSBオンに相当する値をデータに足すことを思い付いた。 

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これはローカルで行った実験のスケッチ。 かなり怪し気なメソッドだが、12bit以下のデータ幅であれば問題なく動作している。

データの流れを解説すると、ロータリーエンコーダからの出力attackB1をmicroSDで受けられる形outstrに変換した後、レジスタread_var2に読み込ませ、そのデータを再変換してパラメーター制御用のシーンメモリーに戻す一連の動きをシミュレートしている。

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テストベンチでゼロ・ポイントを越境する際に問題なくデータをハンドリング出来たので、次は楽器に実装して動作を確かめることになった。

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実際にコードを埋め込むとこんな感じになる。 

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データをmicroSDに書き込む部分と、読みだす部分にそれぞれMSBの極性フラグに対する処理を行うコードを挿入している。 挙動に少々心配なところがあるが、極性判定の仕掛けは正常に動作している模様。

以上のように、インターフェイスに関しては折衷案を上手く見つけたと思っているが、連続した色味による機能の判別がややこしい。 対応策を試行錯誤した結果、 PitchBend/Toremolo各演奏モードの選択に伴ってUpperKnobのコード選択機能がパラメーターのValue設定に切り替わる方式を思い付いた。

負の値を扱うPitchBendモードでは、符号の変化を点灯するLEDの発色を切替えることで表現している。

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モード選択時にコードの選択が行えなくなるのが欠点だが、頁の移動量を考えると、こちらの方が現実的な運用を行えると思う。

実際にこれらのエフェクトを使用する頻度はそう多くないと思われるが、即興性の向上を狙う場合はこの手法が最適解だろう。

改装のついでに、LFOのDepthをVoicingMode毎に設定できるようにメモリーを増設した。

シーンメモリーの利便性を向上させるため、従来はArpeggiatorを選択した時のみ行えた記録を、全アドレスにおいて可能とした。 唯一、Pitchのプリセットを行った後に記録するアドレスを呼び出す必要がある ChordEditモード を選択した場合のみ、従来通り「アルペジエーターを選択した時だけ」シーンメモリーが行える仕様を継続した。

Mode毎にLFOのスピードを仕込めると更に便利だが、Arpeggiatorのスピードとの齟齬が発生する可能性がある。

結局、さらなる利便性の向上を目指してUpperKnobにチューニング系のパラメータを再配置することになったが、機能の被りを防ぐために大量のスキップルーティンを配置しなければならず、作業量は予想していたよりもかなり大きなものになってしまった。

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スキップの仕組みは、条件分岐が該当するモードと一致した場合にブレイクを掛けるだけの単純なものなのだが、switchを構成しているcase毎にこれを挿入しなければならない。

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より洗練された方法として関数化した発光ルーティンを呼び出す方式が考えられたが、コードの簡素化は遅延とトレードオフとなる可能性があり、今回は採用を見送ることになった。

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あんちょこの執筆時にインターフェイスの煩雑過ぎる構造が露見した為にやむなく作業を行っているのだが、つらい作文作業のおかげで客観的な視座を得ることが出来たのがラッキーだった。

要は、10を超える(概念的な)垂直移動が強要される環境ではパラメーターの認知に相当な負荷が掛かりそうなことが判ってしまったのだが、この問題を解決するには現状で20対9という不均衡なパラメーターの分布を、出来るだけ均等に分配する必要があった。

試行錯誤の結果、パラメーターのレイヤー化を進めて、下側のポットノブのアドレス#1・OP3の選択時に、倍音編集機能を、アドレス#10・MixSelectorにOscillatorの編集機能を割振ることになった。 

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要素をダイレクトに編集できるパラメーターの構造を採用できたのは大きな進歩ではあるが、



反面、ヴォイシングの選択レイヤーが減少する弊害が発生している。 

ネガティヴ面の評価については今後行っていく実験運用の過程で結論を出していくことになるが、レイヤーの移動を自動化出来た運用上のメリットはかなり大きい。
posted by Yasuski at 20:12| LaVoixski

2019年03月17日

PitchBendの運用ケースとパラメータの再配置について

運用には慣れが必要だが、左手の動作だけでトリガーを掛けるのは少々辛いことが判明。 より効果的にPitchBend機能を使用するには、外部からトリガーを入力出来る端子を追加すべきかもしれない。 

外部トリガーは、現在設定しているスレッショルドが設定可能な内部トリガーとExORを行って実装する。 入力端子のステイタスを変化させる方式は物理的なスイッチを接続するのがシンプルだが、よりフレキシブルに運用が可能なBluetooth等を使ったリモートデバイスの使用を検討している。



PitchBendの導入に伴い、パラメーターの配置を変更した。 インターフェイスの仕様がコロコロと変わるのは考えものだが、これが最新の操作法だ。



一方、プログラム上では循環するパラメーターの配置をこのように規定している。

<->op3(multiColors)<->PitchBend(pur/yel)<->distortion(sky/red)<->mute(yel)<->transition(pur)<->transitionEnvelopeSelecort(sky/pur)<->osc1_vol(grn)<->osc1_wfm(sky)<->osc2_vol(blu)<->osc2_wfm(sky)<->osc3_vol(red)<->osc3_wfm(sky)<->osc1_vo4(pur)<->osc4_wfm(sky)<->osc5_vol(yel)<->osc5_wfm(sky)<->arp_ptn(red)<->arp_spd(grn)<-> arp_seq(blu)<->

実際に設定しているニュートラルな位置のパラメーターは4番目の MuteSwitch(Yellow) で、今回の改装ではそこから前後する使い易い位置に使用頻度の高いパラメーターを再配置した。
posted by Yasuski at 14:35| LaVoixski

2019年03月15日

Gride機能にハーモナイズド・チョーキング風の機能を追加する / PitchBenderの製作

Gride機能にチョークアップする側のEnvelopeを追加した。



具体的な効果としてはハーモナイズド・チョーキングを模したものを目指している。

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GrideのRate設定をゼロポイントを超えたマイナス側に回すと、int16_tのMSBからNegativeFlagを感知して、グライド・アップする方向に機能をスイッチする。 

Chronoは負の値を扱えないため、事前にMSBをマスクした数値をパラメーターとして使用するが、このままでは境界を超えた途端に最大値が入力されてしまう。 これを防止するために、マイナスのフラッグが立った場合には  を使って出力値を反転する機構への条件分岐を組み込んでいる。

実際に運用した場合にポットのゼロポイントの境目が判り難かったので、LEDの発色を変えて境界を示すようにインターフェイスを改良している。

追記:

EMAの処理時間を短縮する方法を見つけたので試してみたが、データが荒れて使い物にならなかった。
posted by Yasuski at 18:23| LaVoixski

EnvelopeGeneratorのようなものを実装した

Chronoを使ったトリガーを切欠にAttack=立ち上がりのエンヴェロープをオシレーターのピッチ制御に印加する機能、Envelope Generatorのようなものを実装した。

Lyle Maysな雰囲気を実現するまでの道程は遠いが、まずは第一歩から。

Oberheim名物なLyleMaysの"あの音"を思い出してから脳内再生が鳴り止まず夢にまで出てくる始末で、この日の午後はその実現に向けてひたすらに試行錯誤を繰り返していた。

基本的な構想は、データの極端な変化をサプレッションするEMAアルゴリズムの係数をChronoを使って段階的に変化させる方式で、Chronoによって発生させるトリガーの間隔が長くなると、EMA係数の変化量が抑制され、結果としてGrideTimeが伸びるという仕掛けだ。

最初のこれはおもいっきりコーディングを間違えているのだが、

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実装した結果「何となくそれっぽい動き」が観測されてしまい、これが迷路の入り口に入る切欠となる。

次に、実験を繰り返して到達したこの段階では、実用性は乏しいもののPitchをGrideさせる機能の実装がほぼ実現しつつあった。 ただし、変化量が大きすぎたり、Grideさせた結果が超低音になるなど、新たにピッチ制御のために用意した係数、add_vall2 に出力されるデータは正常なものとは程遠い状態だ。

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そのうえ、Chronoの調整のためにノブを回していると、突然作動不能となるケースが頻発した。 

このケースには相当悩まされたが、SequencerにStart/Stop機能を実装したコードからそのままの仕組みを再利用して、「トリガーゲートがオフられた時にchrono.stopを使ってChronoの計数をストップさせていた」のが原因だった。 

chrono.stop を排除した結果、トリガーによってEGを発生させる機構の動作を安定させることが出来たが、この段階ではピッチが不思議な挙動を示す原因をまだ特定出来ていない。

その後の数時間に渡る試行錯誤の末に探し当てた、正常に動作するほぼ最終的な案以下に示す。 

機能をまとめてEGとしてサブルーチン化し、それをPitchディテクターのサブルーチン内からコールしている。

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結局、発生させていた「Pitchの差分」そのものを add_val2 に代入するPitchデータ出力として取り扱っていたのが間違いで、元データ add_val に「差分を足す」のが正解だった。 これで、Pitchの扱いに関する問題はほぼ解決した。 制御波形の分解能は200だが、これは今後調整を行う必要があるかもしれない。

多分、これもまた「車輪の再発明」に過ぎないのだろう。 が、ひとまずはそれっぽい動作をする仕掛けが組み上がりつつある。

負荷が多いためか出音が微妙に荒れ出したのが危険な徴候だが、出来ればこの機能を外したくはないものだ。

ついでに、操作性を向上させるためにパラメーターの配置を一部変更している。
posted by Yasuski at 11:14| LaVoixski

2019年03月12日

LEDの表示モードを変更する(その2)

Sequencer使用時に「どの曲をセレクトしているのか判らなくなる問題」が発覚したので、メモリーCH毎に*Blink*するLEDの発色を変えることにした。

曲を選択する毎に色が変わって視認性が格段に向上したが、今度は点滅の間隔が気になりだした。

改装のついでに、TDMモード送信実験の前段階としてTDMに使用する通信端子の設定を行ってみた。 SCL0とSDA0をアサインする端子には、FPGAのラッチ信号を出力するためにリザーブしていた16・17番を使用する。

とりあえず、端子に通信機能を持たせるALT2にモードを切替える設定だけは行えているようだが、実際に使う段になると何をどうやればよいのかサッパリ理解していないので、ADMP1701の評価キットが到着次第TDMによる音声多重通信の実用化に向けて、これからフォーマットを学習していかなければならない。
posted by Yasuski at 21:30| LaVoixski

2019年03月11日

LEDの表示モードを変更する

空きチャンネルに搭載した新機能の判別が辛くなってきたので、LEDによる表示機能を追加した。

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Op3Modeは、選択したOscillator順に GRN/BLU/RED/PUR/YEL を、DistortionSWのオン・オフには SKY/RED TransitionControl/Sin/Exp.Sin の切替えには PUR/SKY をそれぞれ設定している。

改修の過程でDistortionSWの切り替えを検知するためにD13のStatusを読もうとしたところ、何故か読みだすことが出来ず。 対処法としてスイッチングを行う選択分岐の部分にスイッチングを行うための関数を代入している。 

PinのStatusが読めない案件は以前から偶に発生しているが、D13にはTeensyのボード上でLEDに接続されており、この回路によって発生する電圧降下がStatus"HIGH"の認定を阻んでいる可能性がある。 

何れにせよ、これは物理面の問題が疑わしく、MCUから外部に接続を行う際には必ずバッファーを挿入することを心掛けたい。
posted by Yasuski at 17:06| LaVoixski

2019年03月10日

Transition Control の制御波形に expSin を追加する。

何気に読んでいた大塚明氏のサイトからexpSinという概念を仕入れたので、

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これをあまりピーク値が重なって欲しくないオシレーターのtransitionコントロールに応用できないか、実験で試すことにした。



まずは下準備として、GNU/Octaveでヴォリュームを制御するための波形を生成する。 テンプレートには、以前記述したSin波を生成するコード使った。 Sinの手前にexpを書き足した後、カットアンドトライでオフセット値を探っていく。

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当初は12bit精度で縦軸を設定したファイルを単体で試してみたが、音像の分解能が上がって、和音が美しく聞こえるようになった反面、OverDrive系の出音にパンチが無くなってしまった。

これでは本末転倒なので、処理ステップ及びRAMの消費量が上がってしまうが、波形を使い分けられるようにスイッチ機構を組み込んで、旧来のファイルと設定が共用できるようにシステムの改変を行った。

Screen Shot 2019-03-10 at 16.23.42.png

問題は、現用していた11bitスケールの波形との整合性で、アッテネーターの値をどう工夫しても境界値のコントロールが行えなくなってしまった。 結局、expSine波のスケールを11bitに縮小して再度試してみたところ、スムーズな動作を確認できた。

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確かにこれは便利な機能で、和音演奏時のミックス具合を変更して、出力の飽和状態をコントロールすることが可能となった。

ちなみに、大人しい音色を使用した時には、効果の違いを殆ど感じられなかった。

Transition波形の切り替えスイッチには何故かアナログ部のスイッチ機能が「死んだ」状態で放置していたLevelControlを充て、出力端子のステイタスを波形の切り替えに反映させている。
posted by Yasuski at 17:40| LaVoixski